・何をくよくよ川端やなぎ こがれて なんとしょ
水の流れを 見て暮す 東雲のストライキ
さりとは つらいね テナコト おっしゃいましたかね
・花岡山から 春日を見れば こがれてナントショ
瓜やなすびの花盛り 東雲のストライキ
さりとは つらいね テナコトおっしゃいましたかね
※「東雲節」の歌詞もいろいろありまして「花岡山から・」は熊本における替え歌なんだろうか・・と今回あらためて考えさえられましたが「花岡山から・・・」の歌詞がありましたのでその映像を使わせて頂きました。
端唄」にも分類される「東雲節」、この唄は名古屋が発祥と言うところもあるが、我々は熊本の二本木にあった遊郭「東雲楼」の女郎さんたちが待遇改善を求めてストライキを起こした!事が起源としている。
いずれにしても 明治維新から大きく日本が変わろうとしている激動の頃の働く女性に焦点を当てた歌という事になるのだろうけど・・・。
今日の北部公民館のお稽古で「東雲節」の弾き歌いをお稽古していると 急に受講生の京山さん(男性)が、面白いことを言い出した。 「2番の歌詞は花岡山から春日を見るんですよね。そこに瓜やなすびの花が見えるんですかね?それって男と女の花じゃないんですか?」 「・・・・えッ!!!」 ・・・そんなこと考えてもみなかったナ。そのまま「花岡山から 春日を見れば・・お花畑が見えて・・・」と思っていたんだけど・・・。
「そうかもしれんね~」と周りのおねえさま方も仰って・・。
そうだよね。お座敷唄だもん。その位歌詞の深さは 感じ取らなきゃいけないんだよね。・・
「・・・・ああああ また一つ 自分の未熟さを覚えました。勉強させて頂きました」