2月に入り 早々の舞台演奏会が「熊本県邦楽協会演奏会」だった。
我が社中では俚奏楽「伊勢土産」を演奏した。
【解説】
その昔 お伊勢詣りは「せめて 一生に一度は・・」と歌詞にも取り上げられているほど 庶民の憧れの「旅」でありました。
鈴鹿峠など数々の難所を超えてやっと辿り着くお伊勢参りの旅。
その長旅の疲れをいやすのが宿場町であります。
宿場町では、全国からの旅人を温かく迎え 「伊勢音頭」の歌や踊り 心からのもてなしを施し 大いに賑わいました。
そして お伊勢参りを済ませた旅人は、宇治橋を渡り伊勢の思い出を噛みしめながら「伊勢音頭」とともにそれぞれの邦へ帰っていきます。
「万歳」や「鳥追い」また「シマさん」「紺さん」など 伊勢の町、宿場町の賑わう様子がうかがえる唄です。