1952年東京生まれ。1970年早稲田大学ハイソサエティーオーケストラ
入部以来、Tenor Saxを手掛ける。1979年渡辺文男クインテットに参加し、
1週間後にレコードデビュー。(コロンビア「フミオ」)
この頃、同グループを中心に、岡田勉グループG、小津昌彦ハードバップ等で
演奏しつつ、九州、北海道他各地へ楽旅が頻繁になった。同時に、自分のグループを結成し活動を始め、1984年には、リーダーレコード「ファーストランナー」をサウンドデザインより、リリース。
1983年、森山威男4グループに参加。「イーストプランツ」(バップ)レコーディング。同年、他に「インパクト」(キング、板橋文夫G)、レコーディング。
「ドルフィンダンス」(ロブスター、小津G)、「ピクチャー」サウンドデザイン、清水くるみG)を各々レコーディング。
又、森山威男4グループで、ヨーロッパ楽旅と、活動が多岐に渡った。
「グリーンリバー」(エンヤ、森山G)も、ニュールンベルグで、ライブレコーディング
この頃より、父二代目榎本秀水に師事し、琴古流尺八の本格的修業に入る。
日本民謡協会教授。1999年より(財)日本民謡教会青年部長を務める。
ジャズ活動は、1987年まで、森山威男4グループを中心に活動し、同時に、自己のグループの充実を図り、全国各地への楽旅等、場を拡げる一方 鹿児島鬼神太鼓との共演。パリダンサーとのセッション、山下洋輔、坂田明、橋本一子、原田依幸、日野元彦、リチャードディビスら多くのミュージシャンと共演、自主コンサートの開催、画廊でのそろパフォーマンス等、音楽と他の芸術の枠を取り払う指向を持った活動も行う。
1990年秋、初CD「マラムサヤ」(学研フラッツアケタズデイスク)を発表。
1997年8月には、コロンビアより、再発売された。
現在は、自分のカルテットを中心に、明田川荘之オーケストラ、トムピアソンオーケストラ、他多くのセッションに参加している。今後は、ジャズを中心にして、ジャンルを越えた、新しくて、かつトラッドであるような音楽創造を指向しており、1999年1月には、現メンバーによるオリジナルCD「夏の庭」(マラムレーベル)を発表した。
榎本秀一連絡先、TEL03-3784-9712、メールアドレス、info@nichimin.or.jp