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花まつり

 

「花まつり」とは、釈尊の誕生を祝して48日に行われる法会で、 灌仏会・仏生会・浴仏会・竜華会・花祭りとも呼ばれます。

 

 この日には花などで飾った花御堂の中に安置された釈尊の誕生仏に、甘茶などをかけてお祝いします。

 

 花まつりの由来は、釈尊誕生のときに、八大竜王が天から降りて香湯を注いだという経典の故事に基づいています。また花御堂をつくるのは、釈尊誕生の地であるルンビニーが花園であったことによります。

 

 通常の作法としては、桜などで飾った花御堂と呼ばれる四柱の小型の堂を置き、その中央に甘茶を湛えた水盤(灌仏盤)を置き、誕生仏を水盤(灌仏盤)に安置し、参拝者は柄杓で甘茶を誕生仏の仏頭に注ぎます。

 

 また、この甘茶を飲むことで無病息災が得られるとされています。

 

 

※大阪八尾市に本店のある「八光堂仏具店」さんの説明が分かりやすかったので使わせていただきました。