先週の土曜日(7月25日)は 植木町民謡「田原坂」保存会の総会だった。
例年なら 年に一度の大宴会で植木温泉の旅館を借りて、県や市の偉い先生方にもお越し頂いて、最後は楽しく盛り上がるところだったのだが「密」を避けてコミ・センの大会議室にて 間隔をあけて会員のみの参加で会議は開かれた
現在の会員数は21名。平成7年に発足したこの会も 25年の経過を見る。
発足当時一番若かった私だが、いまだかつて一番若いのである。
・・いや・・実は踊り手に一人私より若い子がいる。
彼女は、暫く指導に行っていた学校の 一人の可愛い高校生だった。
でも あの娘もいくつになったのだろう。
この写真を見て ハッとさせられた。
これはまだ青木先生がご存命の頃 先生のご指導で「田原坂」を踊っている子供たちの写真である。立ち姿さえもキリッとして 心奪われる!のである。
やはり 踊りは、きりっとした姿を披露しなければ 観衆を引き付けることは出来ないのではないか。
思えば「藤間扇太郎」と言う先生(青木先生)を失ったことは 我々保存会にとって多大な損失であったことに今更ながら気づかされるのである。
今後の在り方に 本当に・真剣に考えさせられるのである。