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愛しい人

 15年以上前から 我が社中には「婆連(ばばれん)教室」があって・・

いつの間にか ついた名前だけど・・

勿論 その教室は うちでも重鎮のお姉さまばかりの集まり。

まず うちのお母さんでしょ・・それに同級生の「辰子さん」 次に3つ下の「弥栄子姉さん」そして上品で面白い「田上さん」

ちょっと若手?で・・大津から通ってくるとっても器用な「松平さん」・・・・それはそれは楽しい教室でした。

 

 一応 ちゃんと三味線のお稽古はするのですが その後のお話が・・・

我先にと話が盛り上がり「ワハハ・・!」とみんな大きな口を開けて ・・・賑やかなこと。

 思い出すだけで 笑ってしまう  本当に楽しい時間でした。

 

 

 H、23 母が・・

 今年の3月 田上さんが急になくなってしまった。2日前のお稽古には元気に顔を見せてくれたのに・・・

そして 次女の弥栄子姉さんは 椅子から転げて・・入院して‥それから・・・車いすになって

・・一人ほっちが大嫌いだった弥栄子姉さんは、みんなと会えなくなってしまったのが寂しくて仕方なかったのだろう・・

とうとう 眠ったままになってしまった。

 

 今 このコロナ禍のなか 会いたくても今は会わせてもらえない。

   でも いま すごく 会いたいと思う!!

     話が出来なくてもいい。ただ顔を見るだけでもいい・・・・

 

       会いたい!  すごく すごく 会いたいと‥

 

 本当に みんなに愛されて 大切に見守って頂いた。

   娘の私に ・・叱られながらも ついてきてくれた みんな。

  

 本当に有難うございました。

    みんな 愛してます!  また会おうね