今朝 いつも通り 体操の準備をして いつも通り大和の公園に着いて・・「おはようございます!」って
さあ今日も頑張りましょう!って思っていたら いつものメンバーと違う方が 私の一歩前を歩いていて・・・。
公園にいた髙木さんがその方に話しかけた。
どうやら その方のお母さん(おばあちゃん)が どこかに出てしまったらしいのだ。朝 目覚めたらサッシが開いていて、いなくなっていたので 今 探している…とのこと らしかった。
「みんなで探しましょ!!」」という事になって 髙木さんの指示で1.植木駅方面 2.桜井地区方面 3.大和の地域 と3班に分かれた。私は、何も分からないので髙木さんと一緒に行動して 桜井方面へと行くことになった。
そうすると その読みがすぐに当たり 500Mも歩いたろうか・・「あっ!あそこに!!」って・髙木さんがすぐに見つけた。
道向かいの歩道の脇に小さく縮こまっているおばあちゃんの姿が見えた。
今朝は昨日と比べ10℃程気温も低かったらしいから さぞかし寒かったろう。
「寒かったでしょう」と来ていたジャンパーを脱いで体を包んだ。
「おんぶして帰えろうか・・」と背中にかかえようとしたけど おばあさんの身体は震えて固まっていて折り曲げた膝はすぐには伸びなかった。「じゃ 抱っこしましょ!」と折曲がった足の間に手を入れて小さなおしりを抱えた。
そうしながら しばらく歩くと・体もぬくもって来たのか、こわばった身体も少しほどけて・・足も柔らかくなっていた。
「おんぶに変えようか」と抱くのに疲れたので背中に背負うことにした。そうこうして歩いていると・・家族の人の車が迎えに来て やっと家に帰ることが出来たのだ
私にしてみると この様なことは全くの初めてのことで、肉体的と言うよりも精神的に ちょっとだけ疲れたのかもしれない。
でも 誰にでも起こりうることだし・・お互い助け合いながら生きて行くという繋がりの大切さを学んだ気がする。
話にはよく聞くけど、実際 この様な体験は初めてだった。もっと社会に触れないといけないのかな~~